
私はユニクロのカシミヤの大ファンです。
1万円を切る低価格でカシミヤ100%のセーター/ニットはなかなか手に入らないです。着心地は最高だし、発色も良いし。セールの時に日本で買って、アメリカでも愛用しています。
そして、安い値段で手に入ると、クリーニングに出すお金も節約したいと思ってしまうんです・・(恥)
これってあるあるだったりしないですかね?だけど、せっかくのカシミアが色落ちしたり、縮んだりしないかと不安な方も多いはず。
と、いうことで、実際に家でユニクロのカシミアセーターを洗濯してみましたので、結果と全行程をお見せします。冬の終わりの衣替えの際の参考になれば嬉しいです。
この記事の目次
状態確認:洗濯前のUniqloカシミヤ100%セーター
こちらが、洗濯する前のユニクロのカシミヤセーター。洗う前の状態をしっかり確認です。
商品タグ。ドライクリーニング推奨ですね。うん、ホームクリーニングで頑張ります。
1年前に購入したので、写真の通りある程度毛羽立ちはあります。
洗い:必ず中性洗剤を用意しましょう
カシミヤニットのようにドライクリーニング推奨品を洗う際には、普段の洗剤(アルカリ性)は絶対ダメ!!カシミヤが縮んでしまいます。必ず中性洗剤を用意してください。
今回はエマールを使います。わかりやすくドライクリーニング対応ですね。
使用量はエマールの表記通りに4Lの水に10ml。
洗面台に大体4リットルの水を溜めて(適当)、エマールを入れます。
洗い:もみ洗いはせずに、やさしく押すだけ
それでは、カシミヤを洗浄液に投入です!カシミアがぐんぐん水を吸っていきます。
もう引き返せない・・
洗い方のポイントですが、決してもみ洗いはしないでください!
カシミヤはデリケートな素材ですので、すぐに縮んだり型崩れしてしまいます。両手で優しく押すだけで十分です。
30秒~1分くらい押し洗いしたら終わり。水を抜きましょう。
すすぎは2回
同量の水で2回すすぎます。このときも、揉まずに押すだけ。
仕上げ:髪の毛のトリートメントが効くんです!
すすぎの後には、仕上げをしましょう。普段使っているトリートメントを用意してください。
「髪用のトリートメントが、カシミアにタンパク質を与えて糸の絡まりを直す効果がある」んだそうです。髪の毛の絡まりを整えるのと同じ原理を、ヤギの毛であるカシミヤにも当てはめるわけです。今回は、家にあったちょっと良さげなトリートメントを使いました。使用量としては、手のひらに100円玉サイズくらい入れました。
こんな感じで水にトリートメントを入れた液にカシミヤセーターをもう一度漬けます。
つけた瞬間から、カシミヤ独特のなめらかな手触りが復活するような感じでした。ここも30秒~1分ほどです。
脱水は30秒程度
脱水の写真を撮り忘れましたが、洗濯機で約30秒脱水をしてください。
陰干し:ハンガーは使わない!
干すときにハンガーを使ってしまうと、ハンガーの型が思いっきりついてしまうので写真のような平たいネットを使いましょう。100均でも売っていると思います。必ず陰干しにしましょう!
出来上がりは・・?
さて、気になる出来上がりはこちら↓
うん、一見すると洗濯前と変わりないですよね!細かく見ていきましょう。
毛羽立ちもそこまでないようです。素晴らしい!触った感じもとても柔らかくて、カシミヤの素材感は損なわれていませんでした。
襟のところが、少しだけヨレッとしてしまいました。他にも袖口のところが少しだけキュッとなってしまっています。
まあ、誰も気づかないレベルではありますが、一応次で紹介する追加のお手入れを行いました
追加お手入れ:スチームアイロンでしわを伸ばす
少し気になる部分に関しては、スチームアイロンでメンテをすることもできます。
写真のように、縮んでしまった袖口などはアイロンのスチームをバンバン当てていきます。
そして、袖口を優しく伸ばして形を整えます。こんな感じ。
これを繰り返していけば、結構元通りになるので、追加のお手入れとしておすすめです。
最後はブラッシングで毛並みを整えましょう
洋服ブラシは1つは持っておきましょう。安くてもクオリティの高いユニクロのカシミヤセーター、しっかり手入れして長持ちさせましょう!
以上、ユニクロのカシミアを家で洗濯した結果でした。汗や食べ物の嫌な匂いはなくなったし、着心地も色味もキープできているので、自分としては大満足です。これからもクリーニングに出さずに、家で洗濯し続けるつもりです。
今回使ったアイテムたち
*たった1000円ですが、洋服ブラシを使うか使わないかで数シーズンはニットやスーツの寿命が変わります。
2017年追記:
私の着ているユニクロのカシミヤセーターが3シーズン目に突入したので、いったいどんな状態なのか写真を公開しました。
2シーズン目との比較で、どの辺が傷んでいるのか、あと何シーズンくらい着れそうなのかまとめてみましたので参考にしてみてください。