
Mike Mozart via Compfight
当アメリカ単身赴任ブログは、アメリカ駐在員や駐在妻の方を対象にした記事が多いのですが、実はアメリカ留学中の方やこれから留学を考えている方にも読まれています。ということで、たまには留学生向けの記事も書いてみようかと。
アメリカではコンビニでジュースを買うのにもクレジット決済をするくらいなので、たとえ留学生であってもクレジットカードは必須です。
とはいえ、留学生には収入がないので、企業の駐在員のようにアメリカで簡単にクレジットカードが作れるわけではありません。これからアメリカ留学を考えている読者の方向けに、現役のアメリカ留学生がクレジットカードやデビットカードを持っているか、など実情を聞いてみました。
1年以上の長期米国留学の場合
交換留学ではなく、4年制の大学や2年制の短大などに入学する比較的長期の留学の場合はデビットカードを使う人が多いです。
デビットカードとは、クレジットカードと同じように銀行の預金口座のお金を引き落とすカードです。違うところといえば、クレジットカードのように月一のまとめ払いやリボ払いではなく、その場で即座に口座から引き落としがされる点です。
なぜアメリカ留学生にとって、デビットカード利用がメインになるかというと、以下の2点が大きな理由です。
留学生にとってのデビットカードのメリット
- 銀行の口座開設と同時に作ることができる
長期留学の場合は、アメリカで銀行口座を開設する留学生が大半なので、口座開設と同時に手に入るデビットカードの利用が便利だそうです。 - クレジットカードと違ってお金を使い過ぎない
実際に留学していた友人から聞くと、「学生がクレジットカードを持つと使い過ぎて借金しちゃうから、銀行に預けている分しか使えないデビットカードの方が安全」だそうです(笑) 確かに、デビットカードだとその場でお金が引き落とされていくので、借金はあり得ないですからね。
アメリカで銀行口座を開設するのにもソーシャルセキュリティナンバーが必要なのですが、留学生に関しては必要な書類を記入すれば口座開設が可能です。大学にもサポートセンターがある場合もあるようです。
ただし、銀行の口座が開設されるまでは、日本から持って行ったクレジットカードを利用することになります。おすすめするクレジットカードは、↓で紹介する短期留学の学生と同じですので、ぜひ参考にしてください。
数か月~1年までの短期米国留学の場合
語学留学や1年間の交換留学など比較的短期の留学がこれにあたります。
この場合は、日本で作ったクレジットカードを利用する人が大半です。
学生の使えるクレジットカードもたくさんの種類がありますが、
JCBは海外に非常に弱く、アメリカでも使えない店が多いので、VISAブランドをおすすめします。
クレジットカードは種類が多すぎて選ぶのに悩むかもしれませんが、以下のポイントを抑えていればどこであれ問題ないのではと思います。
- 旅行傷害保険が付帯している
- 海外利用が前提とされている
- ICチップが搭載されている
紛失したときの対応がしっかりしているという面では、大手のクレジットカード会社を選んでおけば間違いないです。
一例をあげるとすれば、三井住友VISAクラシックがおすすめです。
在学中は年会費がずっと無料ですし、海外保険が充実しています。
もちろん何も起こらないのが一番ですが、海外や国内で事故に巻き込まれた時などに最高2000万円まで補償してくれるます。留学生の場合、親に安心してもらうためにもしっかり補償のついたクレジットカードに入会することをおすすめします。
海外傷害保険付き!三井住友VISAクラシックカード 年会費無料!
いつも楽しく拝見しています。
>アメリカで銀行口座を開設するのにもソーシャルセキュリティナンバーが必要なのですが、
私は(留学ではなく)企業での赴任でしたが、ソーシャルセキュリティナンバーなしで銀行口座を開設したので、情報共有です。
私は去年の夏にアメリカに来たのですが、Bank of Americaでソーシャルセキュリティナンバーなしで銀行口座を開設できました。仮のカードを渡され、当日から銀行口座を使用可能だったので、便利でした。
これからもご投稿楽しみにしています!
お返事遅くなり失礼いたしました。
情報提供ありがとうございます!