
ブロードウェイミュージカルが大好きで、またニューヨークで素晴らしい演目を見てきたのでご紹介します。
今回は、ブックオブモルモン!The Book of Mormon
アクションが大きく、日本人でもわかるストーリーで、
声を出して笑ってしまったくらい面白いミュージカルでおすすめです。
アメリカ人みんなが観たがるミュージカルで、2013年のトニー賞を受賞しています。
tktsでディスカウントチケットが出ることはめったにない大人気作品です。
一時期はダフ屋で500ドル以上の値段もついていたそうです。
今でも大人気なので、旅行中に観たい方は、事前にネット等で予約して行く必要があります。
購入は→ http://www.bookofmormonbroadway.com/tickets
ブックオブモルモンはこんな人におすすめ
とにかくわかりやすいストーリーで笑いたい!という方にはぴったりだと思います。
キーワードは、主人公が繰り返し叫ぶ”Something Incredible”だと思います。
友人にモルモン教の脱退者がいるので、それも相まって
「ここまで宗教をディスって大丈夫なの?笑」というくらい痛烈です。
エイズとかセックスとか、そんな単語もばんばん出てきますが、全てがコメディーになっています。
もちろん宗教的背景が無くても楽しめますが、少しモルモン教のことを知っていると
余計に抱腹絶倒の面白さを感じると思います。
ブックオブモルモンのあらすじ
*英語があまり得意でない方は、ブロードウェイミュージカルはあらすじを理解してから
観た方が絶対に楽しめます。10本以上ブロードウェイを観劇してきてそう感じました。
モルモン教の宣教師として、世界中に派遣される若者の最終訓練が行われているソルトレイクシティ。
2人1組で布教活動を行うモルモン教だが、ついにそのペアと派遣先が発表となった。多くの若者の中でハンサムかつ優等生のエルダー・プライスは、
ミッキーマウスが大好きで、ディズニーワールドがあるフロリダのオーランドを希望していた。しかし、発表された派遣先はアフリカのウガンダで、
しかもペアに選ばれたのは、怠け者で劣等生のエルダー・カニングハム。出発の日、空港でそれぞれの家族に見送られてウガンダに向かう飛行機の中、
不安しかないプライスと、親友が出来たと大喜びするカニングハム。ウガンダに到着するなり、怖い人たちに銃は突きつけられるし、荷物は取られるしで最悪のスタート。
集まってきた村人は、「ハッサ ディーガ イボワイ」と謎の言葉で歌いながら歓迎してくれるも、
意味を尋ねると、なんとなんと、「FUCK YOU、GOD!」
しかも村民のほとんどは、飢えやエイズに苦しんでいる人たちばかり・・・・・・。こんな場所で布教活動なんか出来るのかと思いきや、
意外や意外、適当さが武器となり面白おかしくどんどん布教していくカニングハム!
それに対し、まったく布教出来ずにやさぐれるプライス・・・・・・。プライスとカニングハム、2人の未来はいったいどこに進んで行くのか・・・・・・。
(http://musical.cheaptravelz.com/?sakuhin=106)
モルモン教とは
19世紀にアメリカでジョセフ・スミス・ジュニアによって作られた新興宗教。
ユタ州のソルトレイクシティーを聖地とするキリスト教の一派。
一時期一夫多妻制を奨励していたり、お酒は禁止、「起きている間は働き続ける」という奇妙な掟を持つ。
布教活動を行う際には、必ず宣教師2人で行動を共にしなければならないなど
モルモン教徒以外から見ると不思議なルールが多く存在する宗教である。