注意!オペラ座の怪人のストーリーにニューヨークのマジェスティック劇場でしか観れないシーンが判明

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(写真転載:www.broadwaybox.com)

前回のウィキッドに続いて、シンシナティにブロードウェイがやってきて、
名作ミュージカル、オペラ座の怪人(The Phantom of Opera)を上映しているので
早速観劇してきました。

さすがブロードウェイ! さすがオペラ座の怪人!

とても感動的で、当然劇場はスタンディングオベーションに包まれたのですが、

以前にニューヨークで観たのと、何点か違う点があって少し残念でした。。

オペラ座の怪人は、ニューヨークとその他の都市で多少セットが異なるようです。

以下、ネタバレにもなりますので、今後オペラ座の怪人を観る予定の方はご注意ください。
オペラ座ファンの方は是非知っておいた方が良いかと思います。



違い1. 冒頭のシャンデリアが上昇するシーンが、、、

オペラ座事件から100年後の1911年のシーン。

劇場の品々をオークションにかけていく中で、過去のオペラ座の世界に遡るきっかけとして

ステージ上の巨大シャンデリアが上昇するシーンがあります。

ニューヨークで観て衝撃を受けたのですが、シンシナティ公演では

シャンデリアが元々上にあって落ちてくる設定に変えられていました。


違い2. 首を吊られて落下してくるシーンが、、

ファントムが自分の指令に従わなかったオペラ座の人間達に対して

大道具の男(ブケー)の首吊り死体を見せるシーン。

天井から死体が落下する、第一幕の見せ場のシーンですが、

これも落下はニューヨーク特有のようです。

シンシナティのアーノフホールだと、落下できるような作りになっていないので、

その場で首をしめて吊るし上げる演技に変えていました。これはかなり残念。。

違い3. ファントムの地下室に行くまでのセットがしょぼい、、

ヒロインのクリスティーヌとファントムが、オペラ座の地下の湖を船で渡って

地下室に行くシーン(ブログトップの写真)があるのですが、

ニューヨークの方が数段セットが立派です。船の大きさや、ドライアイスの量など。。

写真は、ニューヨークのマジェスティック劇場のものです。

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ということで、3回目のオペラ座の怪人をどこで観たいかと聞かれたら、

シンシナティでも東京でも無く、絶対ニューヨーク!!!と答えます。

アメリカ旅行を検討中の方は、是非ニューヨークでブロードウェイを楽しんでください。

シンシナティ駐在中の方は、それでも当然素晴らしいミュージカルなので、

是非シンシナティで観てください