【つらい】日本人が8ヶ月もアメリカに住めばたくさん差別を受けます
アメリカ差別

*50件以上のコメントをいただいており、ありがとうございます!

当ブログで毎日最も多くの方に読まれている記事でもありますので、忌憚なきご意見をいただけますと幸いです。

この記事の意図は、日本人差別に対するネガティブな気持ちを伝えるだけのものではなく、

「日本人がんばろう!」という応援の気持ちも込めて書かせていただきました。 

アメリカに単身赴任してから、アメリカ生活を満喫しようと、なるべく家にひきこもらず、色々な場所に旅行へ出かけたり、アメリカ人の友達を作ってイベントに顔を出してみたり、生活を充実させてきました。

当然ですが、アクティブに活動する機会が多いほど日本人差別・アジア人差別を受けることも多いです

ということで、具体的にどんな差別を受けてきたのか、これまでのアメリカ駐在生活の中での日本人差別の経験をまとめました。

ちなみに私はオハイオ州在住なので、ど田舎では無いですが、ニューヨークやロス、シカゴとは違い、地元民ばかりの少し閉ざされた地域に住んでいます。

アメリカで受ける日本人差別:歩いているときに車から挑発される

アメリカで日本人差別

1人旅で訪れていたサウスカロライナ州のチャールストンで、夜ご飯を食べた後にダウンタウンからホテルへと歩道を歩いていたんです。

すると、横を通った車の後部座席のアメリカ人がいきなり窓を開けて

「XI★ODE▽!<MT!!★○!!」

みたいなわけのわからない汚い英語を浴びせてきて、すぐに窓を閉めて逃げていきました。

私に向けて何か言った後に大爆笑していたけど、正直英語が早すぎて、あまり聞き取れなくて良かった(笑)

大分酔っぱらってたみたいでしたね。あ!そういえばお前ら飲酒運転じゃねーか(笑)

アメリカで受ける日本人差別:ひじで「あいつ、あいつ」とヒソヒソ話をされる

アメリカで日本人差別2

飛行機に乗っているときに、隣の通路のカップルの男が彼女にひそひそ話を始めました。

アメリカ人が得意の、ヒジでくいくいって目標を指差すやつがあるんですが、僕の方に思いっきり向いています。

「あいつ見ろよ」 みたいなやつです。まあ、僕の友人のアメリカ人もやるから、そういうのわかっちゃうんですよね。。

お前ら、やるならもっとわかんないようにやってくれよ(笑)

アメリカで受ける日本人差別:「ここアメリカですけど?」と言われる

マイアミのキーウェストを歩いてたら酔っ払った地元のおっさんに絡まれた。

昔ハワイのワイキキでも酔ったアメリカ人に「This is America!!!!」とか言われたなあ。

酔っぱらいは大抵、こういうくだらない絡み方をしてきますね。

日本で、外国人に会ってもこんなこと絶対言えないなあ。失礼すぎるわい。

でも、今在日韓国人の方への差別的なヘイトスピーチも問題になっていますよね・・。日本も大丈夫?

アメリカで受ける日本人差別:NYのレストランの店員の態度があからさまに悪い

自分の食事もさることながら、出張者との会食のセッティングだったり、たまの家族との食事だったり、

外食のことを考えなければいけない駐在員としては、この差別が結構つらい。。。

大体レストランのウェイターは、複数のお客さんをカバーするんですが、

他のテーブルの客に対する態度と日本人テーブルに対する態度が180度違うときがあります。

あからさまに嫌そうな顔をしたりで、オーダーもなかなか取りに来ないとか・・。

日本人のオーダーってかなり面倒くさいっていうのもあるんですけどね・・。

あと英語しゃべれない日本人も多いし、「あーーと、えーーと」とかずっと言っている日本人を見ていると、「あんたは結局何が食いたいんだよ!」って思うのかな~。

しかも、日本人の中にはチップ払いが悪い人も結構いるので、嫌がられてるのかもしれません。

「チップは気持ちだからさ、俺は良いと思わなかったから払わないで良いや」という日本人がたまにいます。

本当に最悪なサービスを受けた場合は、それもありなのかもしれません。

現に、私のアメリカ人の友人のDも一度ひどいサービスを受けた時にチップを0にしたことがありました。

ただし、その行動が、今後そのお店を訪れる日本人のサービスにも影響してくることもお忘れなく・・。

日本人のみなさん!アメリカのチップの基本は18%ですよー!!

まとめとして、そもそもアメリカは差別の国?

アメリカは自由の国と言いながら、黒人差別は根強く存在しますし、中国人や韓国人などのアジア人差別、そして日本人への差別も当然存在します。

ほとんどのアメリカ人は超ドメスティックな人種なんです。

生まれてから死ぬまでアメリカを出たことが無い人が大半ですし。国土が広いので、旅行も海外ではなくてアメリカ国内を色々行く感じ。

意外かもしれませんが、アメリカでの日本人差別に苦しむ機会は、もしかしたら駐在員の方よりも駐在妻の方が多いかもしれませんね。

海外駐在員が働く会社は、ある程度グローバル企業でしょうし、現地の同僚も人種への理解が一般のアメリカ人よりあるので、会社にいる限り駐在員は嫌な思いをしないと思います。

一方で、会社を出れば我々はド・ローカルのアメリカ人と接することになります。駐在場所によっては、アジア人・日本人への免疫がほとんどないアメリカ人が大半な場所もあります。

私は単身赴任でアメリカに駐在していますが、妻が来ていたら彼女も差別に苦しんだろうなと思います。

日常生活で接するアメリカ人の方が会社の同僚よりもよっぽど差別面ではキツいですから・・。

駐妻の方々が、日本人でよく集まる理由がなんとなくわかってきました。

私もアメリカ人の同僚は気の良い人ばかりで、本当に恵まれているなと思います。

普段の生活でちょっとした差別を受けるたびに、「会社にこんな奴がいなくて良かった~」と思うようにしています。

 

*当然ですが、アメリカにはむちゃくちゃ良いやつもいっぱいいますので、アメリカで暮らしたくない!とは思わないんです。

こちらの記事は、せっかくのアメリカ生活で差別を受けて、アメリカという国自体が嫌になってしまっている方もいるのではと思って、応援の意味で書いてみました。

(追記)

アメリカに来てから約1年が立ち、アメリカ人からの差別に変化が見られた気がするので、以下の記事を書いてみました。