
アメリカ人はステーキが大好き。疑いようの無い事実です。
でも、やっぱり良いステーキハウスは値段が高いんです。
ドレスコード(襟付きシャツ程度)があるステーキハウスでワインも飲めば
平気で70ドル以上はしてしまいます。これじゃしょっちゅう食べられない。。
では、アメリカ人がどうしているか?自宅で美味しくステーキを焼いて食べてるんですね。
駐在生活の中で学んだ、ほんのりピンクの美味しいステーキの焼き方をまとめます。
この記事の目次
せっかくなら少しはステーキ肉にもこだわりたい
何も週末サンデーマーケットに出かけて新鮮な肉を買いに行く必要はありません。
ただ、ステーキはご馳走なので、少しは肉にこだわりたいですよね。
スーパーの精肉コーナーには良いお肉が置いてあります。
ホールフーズやフレッシュマーケットの精肉コーナーステーキ肉を物色する人が絶えません。
一番人気は、リブアイ(Rib eye)です。
迷ったら、とりあえずリブアイを買えば良いと思います。
これは、トレーダージョーズ (Trader Joe’s)で買いました。
精肉カウンターで買う場合は、“Can I have this rib eye?” で大丈夫です。
店員さんが、“What size?”など大きさを聞いてくると思うので
“1 pound(480g)”とか”half pound(240g)”などとお願いしましょう。
単身赴任の私は、常にhalf poundで注文しています。
もし、店員さんに直接注文するのが嫌ならパックでも売っています。
このときは、「USDA認証」シールがあるものをおすすめします。
肉は絶対室温に戻す。余分な水分は取る。
冷蔵庫から出したばかりの肉を焼くのはやめましょう。
肉の中心部が冷えていると火の通りが悪くなり、美味しく焼けません。
1時間前くらいに肉を冷蔵庫から取り出し、室温に戻すことをおすすめします。
ステーキ肉を冷凍している場合は、前日から冷蔵庫に移し変えておきましょう。
そして、焼く前にはクッキングペーパーを使って表面の水分を取ってください。
余計な水分は焼き上がりを悪くします。ちょっとのことで大分変わります。
ステーキ肉の仕込み:切り込みを入れましょう
(参考写真:erecipe.woman.excite.co.jp)
分厚くなっている部分、スジがありそうな部分は事前に切り込みを入れます。
全ては火の通りを均一にしてほんのりピンクステーキを食すため・・。
肉の仕込み:シーズニングは重要。最低限の黒胡椒
どこのスーパーでも買えるシーズニング。これがあるだけでかなり変わります。
大体の場合、ローズマリーやガーリックが含まれていて肉の旨味を引き立ててくれます。
シーズニングは必須に近いのですが、無ければ、最低限の黒胡椒は用意しましょう。
クッキングペーパーで水気を切ったステーキ肉にシーズニングをかけます。
私は片面は結構たっぷりかけます。ステーキソースなどは使わないので。
これくらいのイメージ↓ (ducksoven.blogspot.com)
焼き:ポイントは強火。フライパンが赤くなるくらいの火力にします。
肉の準備が済んだら、いよいよ焼きです。
ステーキは火力が全てです。普通のフライパンで構いませんので最大限熱します。
私は、フライパンが赤くなり、少し変形してしまいそうなくらい暖めます。
フライパンがあっつあっつになったら、牛脂もしくは油を引いて肉を投入します。
片面が良い感じに焼けるまで、約30秒。ここで肉汁を閉じ込めます。
強火の後はすぐにフタ!蒸し焼きで約1分30秒
ここで、肉をひっくり返します。フライパンが十分に熱いので、弱火にしましょう。
蒸し焼きにして、熱をじっくり肉に入れていきます。
肉の分厚さによるのですが、この蒸し焼きの時間でピンク度合いが決まります。
一般的なステーキ肉だと、
1分 = ミディアムレア
1分30秒=ミディアム
という印象です。
1分経ったら、フライパンをすぐにコンロからどかしましょう。
余熱でどんどん肉に火が入ってしまいます。
手早く切り分けていただきまーす!
なるべく早めにフライパンからステーキ肉を取り出し実食です。
当然焼きたてが一番美味しいので、サラダやお米はいつでも食べれる状態に。
シーズニングだけで十分美味しいですが、アメリカ駐在員はおろしポン酢で
日本を思い出しながらステーキをいただくことも多いです。
ぜひ、アメリカ駐在中の方も、日本にお住まいの方も、
ご自宅でほんのりピンクステーキをお試しください。