アメリカでチップを払わずにレストランのご飯を食べる方法とは?

to go box

アメリカに住んでいて、どうしても慣れないのが、レストランで払うチップです。

一般的に、レストランで食事をして支払うチップの相場は、15~20%と言われています。
そうなんです。チップって、結構しますよね。。

そして、アメリカは消費税も外税なので、消費税とチップを合計すると、
安いと思っていた料理が意外とそこそこな値段になったりします。

私の好きなタイ料理でシミュレーションしてみましょう。

例: アメリカのレストランでパッタイを食べてかかるお金

例えば、私が好きなパッタイを注文したとします。
メニューにパッタイが12ドルと書いてあった場合、
アメリカでは最終的にいくらになるでしょうか。

パッタイにかかる3種類のお金

①料理の値段:12ドル

②消費税+州税:1.5ドル(州によるが8%程度)

③チップ:2ドル(15~20%の間)

合計:15.5ドル

ということで、メニューに書かれた値段から3.5ドルも上がりましたね。

こうなると、
なんかパッタイに15.5ドルも払いたくないな、
と思ってレストランから足が遠のいていくわけです笑

でも、やはりレストランのご飯は美味しい。タイ料理が食べたい・・。

そういう方に向けて、今回のタイトルにある通り、
チップを払わずにレストランのご飯を食べる方法をご紹介します。

それは、“持ち帰り”をすることです。

アメリカでは、大抵のレストランで、お弁当屋さんのように、
テイクアウト(持ち帰り)をすることができます。

レストランでもテイクアウトには、チップ不要

チップは、レストランで食事をした人にだけ発生します。
なので、持ち帰りの場合にはチップを払う必要はありません。

もし、自分の本当にお気に入りのお店だったら、
1ドルくらい払う場合もありますがそれ以上は必要ありません。

さらに、持ち帰りの場合は消費税もかかりません。

これは、支払う代金が、食事代ではなく食品代としての計算になるため
ホールフーズで買い物をするのと同じように、州税はかかってくるのですが
消費税(1~2%)分は安くなるのです。

ということで、先ほどのパッタイの例で言うと
持ち帰りにした場合は、料理12ドル+州税0.7ドル=合計12.7ドル

と、2ドルくらい安くなるのです。

どんなレストランなら持ち帰りができるの?

持ち帰りをする方法は、レストランに入ったら席につかずに、
店員さんに“I wanna take out XXX”と伝えれば良いだけです。

写真のような、“to go box”と言われるテイクアウト用のボックスに入れてくれます。

もし、持ち帰り用のご飯を作ってもらう時間を節約したければ、
行く前にお店に電話をすれば、作り置きをしてくれるレストランもいっぱいあります。

アメリカに住み始めてすぐは気づきませんでしたが、
結構レストランでto go boxでテイクアウトをするアメリカ人は多いです。

家のテーブルで家族でゆっくりご飯を食べたいという思いもあるでしょうが、
みんな毎回チップを払うのは嫌だと思っている面もあるのかもしれません。

食事の途中で食べきれなくなったら

アメリカの料理は量がとにかく多いです。。
レストランでご飯が食べきれず残してしまう場合も、
to go boxをもらうことができます。

店員さんに、“Can I have a to go box?”とお願いしましょう。
どこのレストランでもboxは必ずあります。

なんとアメリカ人は、中華料理屋でラーメンも持って帰りますから驚きです笑
スープと麺をジップロックに入れて持って帰るんですが、
あれは見た目が美味しそうじゃないなあ。。。

ちなみに、チップはテーブルサーブをしてくれた店員さんへの感謝の印なので、
レストランで席に座って食事をした場合は、しっかりチップを払いましょう。