アレンエドモンズ店内

アレンエドモンズ店内

アメリカの革靴と言えば、オールデン(Alden)を思い浮かべる人が多いと思います。

このブログでも、ニューヨークでのオールデン購入記は定番の人気記事になっています。

ところで、アメリカにはもう一つの老舗革靴ブランドがあるのをご存知でしょうか?

それが、アレンエドモンズ(Allen Edmonds)です。

今回、遂にアメリカでパークアベニュー(Park Avenue)というアレンエドモンズの人気のタイプを購入したので、アレンエドモンズ購入記を書いてみました。

大統領が履く革靴!アレンエドモンズの360度グッドイヤーウェルト製法

アレンエドモンズは、由緒正しき革靴のブランドで、古くからアメリカの大統領が履き続けてきた革靴です。

一例を上げると、レーガン、ブッシュ、クリントン・・と早々たる顔ぶれです。

近年では、オバマ大統領が大統領就任式でアレンエドモンズを履いていなかったことで、逆に話題にもなりました (笑) 

まあ、つまり、それだけアメリカ国民に愛されているのがアレンエドモンズなんです!

アレンエドモンズの特徴は、360度グッドイヤーウェルト(360 degree Goodyear welted)と呼ばれる製法です。

アッパーとソールを縫い付けている細い革の部分を”ウェルト”と呼ぶのですが、それが踵までぐるりと一周しているんです。

非常に履き心地が良いですし、見た目にも質実剛健といった感じで渋さ満点です。

アレンエドモンズは革靴の靴幅(width)が多彩!

アレンエドモンズパークアベニュー

だーーーん!!

めっちゃかっこよくないですか!!!???笑 これ、実際にアレンエドモンズで買ったやつ(パークアベニュー)です。

さて、日本人は足幅が広い人種なので、革靴選びは、本当に慎重に行った方が良いです。

私は必ずそれぞれの店で足を測ってもらって、試し履きをしてから購入するようにしています。

今回は、ルイジアナ州ニューオーリンズのアレンエドモンズ直営店に行って、しっかり測ってもらいました。

私の足のサイズは、アレンエドモンズでいうと9Dだそうです。9は足の長さ、Dは足幅です。

ところが、9Dの靴を試し履きすると、歩く度にカカトがものすごく浮いてしまって落ち着かない感じでした。

「ちょっとカカトが滑るんだけど」 “I think my heel feels slippery” と適当な英語で訴えると、

靴職人の人が、8.5Eというサイズを出してきました。Eは、Dよりも少し幅が広いサイズです。

聞くと、アレンエドモンズはこの靴幅の種類だけで、9種類あります!こんなブランド他にないですね。

そもそもイギリスだったら、3つくらいしかないし、オールデンでさえ、ここまで靴幅の種類はありません。

“靴は履きやすくなければいけない”、というアレンエドモンズの信念が伺えます。

ちなみに、私はオールデンだとサイズ7.5なのですが、アレンエドモンズでは8.5でした。

ネットなどで革靴を買うことが多い方も、そのブランドごとのサイズがあるということを十分に注意して購入されることをオススメします。

アレンエドモンズ(Allen Edmonds)は靴職人がユニークで会話が面白い!

革靴のように、細かなサイズフイットや専門家の意見が必要な買い物では、是非とも店員・靴職人と会話をしていただきたいと思います。

今回のニューオーリンズのアレンエドモンズも靴職人がとても面白い方でした。

「革靴を履いていけばいくほど、君の足に馴染んで気持ちよくなってくるよ」、ということを一生懸命説明してくれたんですが、

「気持ち良い」の表現、“Oh.. so.. gooood”が、
本当にこの人アレンエドモンズの靴が好きなんだろうなあという雰囲気が伝わって、楽しい買い物になりました!

やっぱりその商品を愛している店員さんから買うと気持ちまで上がりますよね。アレンエドモンズは、靴職人のパークアベニューに対する愛が伝わってきました。

アレンエドモンズ(Allen Edmonds)の値段と履き心地は?

今回購入したのは、アレンエドモンズの中で一番人気のパークアベニュー(Park Avenue)というシリーズの黒です。

アレンエドモンズの中で最もベーシックなタイプと言って良いと思います。ド定番の一番人気商品です。

アメリカでのパークアベニューの値段ですが、385ドル、税込で400ドルちょっとという価格です。

オールデンのときと同じくシューツリーも購入してしまいました。25ドル。

だってかっこいいから。。良い靴を買ったら手入れもしっかり行いたいですしね!

アレンエドモンズの値段

オンラインでも買えるアレンエドモンズ

そして、 サラリーマンの浪費は続く(笑)

お店での靴職人とのやり取りで、アレンエドモンズの大ファンになった私は、セール品が無いかとアレンエドモンズのウェブサイトを検索。

そして、見つけてしまったのです。ダービーシューズと呼ばれる濃茶の細身の靴を。サイズも測ってあるので、バッチリ!一足目を買った30分後にはネットで2足目ゲットです。198ドルとかで、かなり安くなっていましたね。

この辺、オールデンにはセールがあまり無いので、アレンエドモンズの方が少し大衆向けなのかなと感じる点でした。

アレンエドモンズ通販

追記

ちなみに、このダービーシューズのサイズが全然フィットしなかったため、革靴が大きすぎるときの対処法を調べて記事にしました。

ご参考まで。

【ショック!】革靴のサイズが大きいときの対処法まとめ

まとめとして、アレンエドモンズはアメリカの職人魂を感じる革靴

アメリカの革靴メーカーで、現在Made in USAのブランドは、2つしかありません。

それがオールデンとアレンエドモンズです。アメリカ有数の革靴メーカーである、コールハーンも生産を

メキシコなど外に移してしまいました。「本当のアメリカの革靴」という意味では、アレンエドモンズも是非トライしてみてほしいです!かっこいいですよ!