アメリカのバーの注文と会計の方法と楽しく過ごすコツを現役駐在員がお教えします

アメリカのバーbar

アメリカ駐在員でも、アメリカ旅行者でも、日本人が敬遠しがちなのが

「アメリカでバー(Bar)に行く」ことでは無いでしょうか。

アメリカ人にとってバーはとても身近なもので、日本人にとっての居酒屋の感覚です。

バーは、アメリカの文化も学べるし、アメリカ人の友達もできるし

行かないともったいない素晴らしい場所です。

注文や会計など、アメリカのバー特有のルールを理解して楽しく過ごしてください。

 

【そもそもアメリカのバーは安く飲める場所!】

日本だと、バーって高いですよね?ビール一杯700-800円くらいすると思います。

アメリカだと大抵のバーのビールは3ドルから5ドルです。

ビール2〜3杯飲んで、チーズバーガーを食べても20〜25ドルで

楽しく過ごせるのがバーなんです!

【まずはバーカウンターに行ってみよう】

アメリカのバーは大抵カウンターとテーブル席に分かれています。

入店したら好きな席に座って良いですが、大人数でない限りカウンターがおすすめです。

バーテンダーと話せますし、隣に座るアメリカ人とも会話できるかも。

お酒を飲むだけじゃなくて、アメリカ人と話せたら面白いですよね?

Cincinnati MOTR bar

 

このバーで言えば、

左がバーカウンター

右がテーブル席です。

 

 

 

 

【アメリカでもバーでは、現金払いにすべき。Cash is King】

アメリカはクレジットカード社会ですが、バーは現金払いにしましょう。

なぜかというと、バーでは最後にまとめて会計ではなく、

一杯飲むたび、つまみを買うたびにお金を払うのが普通だからです。

たとえば、”Can I have XXX beer?”とビールを注文して、

バーテン “5 dollars”と言われたら、その場で5ドルとチップを渡します。

バーに行くときは、1ドル札や5ドル札を準備しておくことが大切です。

50ドルや100ドルは断られる場合がありますので注意してください。

私もバー友達から、“Cash is King”と教わりました。

 

【飲み物一杯のチップは1ドル】

バーでは、飲み物の代金を払う度にチップを払います。

チップは、何を飲んでも1ドルで構いません。

カウンターでお金を払って飲み物を受け取った後に、

1ドル札をカウンターに置いておきましょう。

バーテンはその1ドルを置いたままにしておき、あなたが帰る際に回収します。

bar tip

 

こんな感じで1ドルを置いておきます。

(写真:http://www.jbja.jp/archives/229)

1杯ごとに精算するこのやり方を

Cash on deliveryと言います。

アメリカで一番メジャーな会計方法です。

 

 

 

アメリカ人の中には、チップを払わない客もたまにいるのですが

難しく考えすぎず毎回1ドル払うことをおすすめします。

チップをちゃんと払っておくことで、最後にコーラを無料でもらえたり、

バーテンからの扱いが変わります。だからこそのCash is Kingなのです。

 

【食事もするなら、タブ(Tab)をお願いしよう】

1,2杯飲んでバーを出るのではなく、例えばハンバーガーを食べたり

少し長いをするならタブ(Tab)という支払い方法があります。

いわゆる後払いですね。

2杯目を頼むときや、食事を頼むときに、バーテンから

“Will you start your tab?” とか”Do you wanna keep tab open?”などと聞かれます。

その都度払いたければ、”No thank you.”で断れば問題ありません。

Tabをスタートさせるときには、免許証かパスポートなど身分証明書を

見せなければいけない場合があります。バーとして飲み逃げ・食い逃げを防止するためです。

Tabをスタートさせると、飲み物を頼む度に会計をしないので、

チップも最後のときにまとめてという方式になります。

会計のときに、”I want to close my tab”と伝えれば、バーテン伝票をくれます。

タブ(tab)はクレジットカード払いでOKです。

 

【バーにいるアメリカ人と話してみよう】

bar usaお酒はコミュニケーションを円滑にするのはみなさんご承知の通りです。

普段から日本人より陽気なアメリカ人ですが、

お酒が入ればとても饒舌になります。バーで隣に座るおじちゃんなんかに話しかけると

確実に気さくに話をしてもらえますよ。

例えば私だったら、話が盛り上がりあやすいスポーツの話題を出します。

シンシナティレッズ(メジャーリーグ)の話をふってみるとか。

“How’s going, Reds? Did they win yesterday?”などと質問すれば、

それはそれは饒舌で教えてもらえます。1時間は話がもちますね(笑)

 

以上、アメリカのバーは楽しいことばかりですので、

安全にだけは気を配って、是非チャレンジしてみてください!