
アメリカ駐在員らしく、たまには仕事に関わるお話も。
アメリカで働き始めて、ひとつ疑問に思っていることがあります。
ビジネスマナーに関わるものですが、”アメリカ人の電話の切り方”です。
この記事の目次
アメリカで「相手が切るまで待つ」のは日本人の駐在員だけ?
アメリカ人は、ビジネスの電話を切るのがとても早いです。
大体、話が終わったらすぐ切ります。
“OK, thanks. Bye! ガチャッ!!!”というテンポです。
初めは、びっくりしましたがこのテンポがアメリカビジネスの普通なようです。
日本人の駐在員だけが律儀に相手が電話を切るのを待っています。
といっても、相手もすぐ切るのでそこまで大変ではありませんが(笑)
なぜこのような電話の切り方がアメリカで普通なのか駐在しながら考えてみました。
そもそもアメリカのビジネスでは電話をかける回数が違いすぎる
アメリカ人はやっぱりよくしゃべります。トークで道を切り開いていく感じです。
なので、みんな勤務時間中ずっと電話をしているように感じます。
アメリカ人のオンの時間に集中的に働く感じは駐在員として尊敬します。
少しでもたくさんの仕事を終わらせるために、電話の時間を短くしようとしてるのかもしれません。
じゃあ日本人もアメリカ人の電話の切り方を真似するべきなのか?
私のような日本人駐在員もアメリカ人流にガチャッと切るべきでしょうか。
そうは思いません。私は日本人は日本人流で良いと思っています。
今ワールドカップで日本人サポーターの行いが賞賛されていますよね?
たとえ試合に負けても会場のごみを自分たちで綺麗にする精神。
思いやりの気持ちだと思います。これはアメリカ人には絶対に無い感覚なので
日本人駐在員や日本人留学生の武器となります。
アメリカ駐在しているとはいえ、いずれは日本に帰ってビジネスをするのが
我々日本人駐在員。ガチャッといかないように注意してみてくださいね。