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アメリカ留学中に、贅沢をし過ぎたせいか、実家からの仕送りが月半ばでゼロ間近に。
しかしラスベガスに行かない限り、日本のように賭け事もないアメリカ。そんな中で私が発見したちょっとしたお小遣い稼ぎ術をご紹介します。(今回もNY留学経験者のnikoさんの寄稿です。)
Time is moneyとはよく言ったものだ
私が思いついたのは、航空会社のオーバーブッキングを利用するお小遣い稼ぎです。
アメリカの航空会社ではキャンセルや乗り遅れを見越して、わざと座席をオーバーブッキングします。実はこれ、アメリカでは日常茶飯事で、空港の登場ゲートでは頻繁に席を譲ってくれるボランティアを探していたりします。
そこで、時間に余裕がある場合は迷わずボランティアを申し出ましょう。時は金なりとよく言ったもので席を譲ってくれた御礼に報酬が貰えます。
1回目のアナウンスでボランティアが集まらない場合、2回目は報酬額を上乗せして募集を行います。
航空会社からするとお客さんの時間をお金で買収しているような感じなのでしょう。今だ!という時に手を挙げてみましょう。臨時収入が飛び込んできます。ただし、次のアナウンスで報酬が倍に上がったとしても差額は貰えません。
また、深夜便に変更されたり、3列シートのど真ん中になったり、窓のない席があてがわれることもありますので、それなりの覚悟と運が必要となります。
こんなはずじゃ・・クリスマスのお小遣い稼ぎで大失敗
ニューヨーク北部に住んでいたとは言え、寒いのが大の苦手な私。
ジムで仲良くなったフロリダ出身の友達がクリスマスに合わせて里帰りすると言うので、私も避寒のため同行することにしました。
空港は大混雑。アメリカ人がクリスマスというイベントに如何に命を掛けているかが分かります。
案の定オーバーブッキングのせいでボランティア募集のアナウンスが入りました。
特に急いで行く必要もなく、1便見送って空港でゆっくりランチしようと友達が提案したため私も異論なく従いました。
お小遣いももらえるし♪ 金欠の留学生にはありがたいんです。
しかし、その決断は凶と出てしまいました。数時間後、吹雪のため天候調査となり次便はキャンセル扱いに。
その次の便がフロリダへ行く最終便だったのですが、キャンセル便から流れてきた人たちで私たちは席が取れず。
しかも、その便は離陸待ちの間に滑走路が閉鎖となったため、結局はキャンセル扱いに。諦めて家に帰ろうとするもタクシー・バスは大行列。結局、その日は空港で一夜を過ごすことになり楽しいはずのクリスマスは儚く終わりを迎えたのでした。
報酬100ドルと引き換えに私たちは何か大事なものを失ってしまいました。
まとめ、気持ちに余裕は出来るけれど・・・
留学中はお金があればあるほど気持ちに余裕が生まれます。留学生がお金を稼ぐことが出来るのは唯一このボランティアくらいしかありません。
精神的にタフな方、暇つぶしが得意な方には是非体験して頂きたいと個人的に思っていますが、天候が安定しない時は万が一のケースを考えることをお勧めします。