
「ヤバい。俺の革靴、クサいよな・・・」
男性も女性も、社会人になると特に革靴やブーツを履く機会がものすごく多いと思います。
私も平日に関しては、1年中革靴を履いているのですが、以前はとにかく革靴の臭いがひどかったんです。
あの、汗の酸っぱさと革の独特のエグみが混じったような強烈な臭い・・って伝わります?(笑)
仕事終わりにお座敷系の居酒屋に行くときとか、本当に嫌でした。
「自分の足のニオイがモレ出ていたらどうしよう・・」
事前に、汗ふきシートで足をふいたりして、なんとかニオイが出ないように対策をする日々。。
ただし、足をどれだけキレイに洗っても、革靴に臭いが移ってしまっているので、根本的な解決にはなっていないんですよね。
結局は、革靴自体のニオイを取り除く必要があるんです。
今は、ネットで調べた対策法を色々と試しまくった結果、自分にとってベストのケア品や対策法も見つかったので、革靴のニオイも気にならなくなりました!
効果があったものと無かったものを紹介するので、革靴のニオイや足のニオイに悩む皆さんの参考になれば嬉しいです。
この記事の目次
革靴の消臭に効くニオイケア品
足から移ってしまった靴のニオイを取るには、いくら足のニオイを取っても意味がありません。
靴のニオイ自体を消臭するしかないので、消臭効果のある対策品を使いましょう。
色々試したけど、やっぱりこれ!王道グランズレメディ
言わずと知れた靴用の消臭パウダーのグランズレメディ。
amazonのレビューは既に1000件越えの高評価。
女性向けの化粧品クチコミサイトの@コスメでも7点満点中6.5点の超高評価を受けているオバケ商品です。
使い方は至って簡単で、付属のスプーンでパウダーをすくって、革靴やスニーカー、パンプスに振りかけるだけ。
こんな風に白くなっちゃって大丈夫です↓
パウダーを入れた靴をそのまま履けば、脱いだ時には靴が消臭されているんです。
靴を脱いだときには、この白いのも消えているので心配ありません。
①パウダーを入れる → ②履く
これを2、3回繰り返していると、臭い革靴のニオイを全く感じなくなるんです。
参考まで、amazonと@コスメのクチコミをそれぞれ引用します。
20年前に知っていたら、人生が変わっていたかも(笑)、と思うくらいの効き目です。
靴を脱いで上がる座敷等の飲み会に出るのを避けてきましたが、もう足のにおいを気にする必要はありません。有難う、グランズレメディ!
本当に本当に良い商品です!!あんなにくさかったのに笑 臭いが消えました。
パンプスもサンダルもスニーカーもブーツも嫌な臭いがなくなって、ストレスもなくなりました。
最初は高いなと思いましたが、50グラムの商品を一人で使ってますが、1年以上使ってもまだ残ってます。コスパも良いと思います。
手軽に自分で作るなら重曹パック
重曹にも強力な脱臭効果があります。
重曹は弱アルカリ性。汗のニオイは酸性なので、ニオイを中和してくれるんです。
お茶葉を入れるパックに重曹を入れて、簡易の脱臭剤にしてしまいましょう。
革靴の中に入れておくだけで、ニオイをすっきり取ってくれます。
重曹にティーツリーやユーカリなどの精油(エッセンシャルオイル)を滴下して、ちょっと香りをつけるのもおススメです。
【必要なもの】
- 重曹 大さじ5杯程度
- お茶っ葉を入れるパック
- (必要に応じて)精油
ニオイを取るために丸洗いの選択肢も
靴を丸ごと洗ってしまう手もあります。
洗ってしまえば、当然ニオイは取れますが、色落ちなどのリスクもあるので慎重に!
以前に革靴を丸洗いをしたときの記事がこちらです。
消臭スプレーはあまり効かないです
靴用の消臭スプレーも過去には使いましたが、んーー私からするとあまり効かないです。
スリムウォークのを使ったんですが、”消臭”と書いてある割りには、香りを上から吹き付けているだけなのかな?
もともとの革靴の臭いを消してくれる感じがしなかったので、スプレーの甘い香りと革靴の悪臭が混じってしまって好きになれなかったです。
革靴をニオイにくくするコツは?
ここまで革靴についてしまったニオイを消す方法をご紹介してきましたが、それだけでなく、革靴をこれからニオわなくすることも重要です。
絶対に同じ靴を連続で履かない
革靴がニオうのは、菌が原因です。
「足は1日にコップ1杯分(200cc)の汗をかく」とよく言われますが、
革靴の中は超高温多湿、雑菌が大好きな環境なんです。
足に汗をかくと、足の表面の皮脂や古い角質が流れ落ちてきます。
菌はこの皮脂や角質を分解してエサにして繁殖するのですが、この分解のタイミングでニオイが発生するんです。
つまり、ニオイの発生を抑えるには、菌が好む環境を作らないことが大切です。
毎日同じ靴を履いていると、靴の湿気が取れないので、菌がたまりやすくなってしまいます。
革靴は最低でも3足は持つようにして、ローテーションで履くようにしましょう。
私は革靴を4足持っています。
履き終わった革靴はシューツリーを入れて保管
一日履いた革靴の内側は汗でビッショリです。
そのまま脱ぎっぱなしにするのではなく、木製のシューツリー(シューキーパー)を入れて除湿をしましょう。
もし革靴を持っているのにシューツリーを使っていない方は、絶対に買った方がいいです。
革靴を除湿してニオイ予防にもなりますし、靴の型崩れ防止にもなります。
小さめの革靴を履かない
「革靴のサイズが合っていないと足が臭くなる」って聞いたことあります?
これ、本当なんです。
自分の足の大きさに合っていない小さめの革靴を履いていると、密閉空間の中でいつも以上に足に汗をかいてしまいます。
前節でご説明した通り、汗をかくと菌のエサになる皮脂やアカが流れ落ちてくるので、よりニオってしまうというわけです。
自分の足のサイズに合った革靴を選ぶことは、ニオイ対策としても重要なんです。
中敷きを使う
足の汗をすぐに吸収してくれる中敷き(インソール)を使うことも重要です。
ニオイを発生する雑菌が繁殖する環境を作らない、ということですね。
ドクターショールのインソールはamazonでも評判が良いです。
抗菌・防カビ配合で菌の繁殖を抑えるのが特徴です。
革靴を履く前にデオドラント剤を使う
最後に紹介するのが、靴のケアではなく、足のケアを行う対処法です。
毎朝、革靴を履く前にデオドラント剤を塗ることで、足の汗の量を軽減することも重要です。
汗の量が減れば、革靴の中も多湿な環境になりませんし、菌の繁殖が少なくなってニオイも発生しにくくなります。
デオドラント剤は、クリームタイプのものや、スプレータイプのものなど、色々な種類があるので、自分に合ったものを使うのが良いと思います。
私の一押しは、ヨーロッパで売れているデトランスα(perspirex)です。
日本製の商品よりも効果が高く、確実に足のニオイを抑えてくれる感じがします。
番外編:コーヒーのカスで靴箱も消臭できます
最後にご紹介したいのが、余ったコーヒーかすの活用方法。
我が家では、コーヒーマシーンを使った後に出るコーヒーかすをトレイに入れて靴箱に入れています。
コーヒーかすは、脱臭炭のように表面にたくさんの穴が空いた多孔質の構造をしているらしく、アンモニア臭を吸収してくれるんだそうです。
確かにこれを置いておくと、靴箱のジメっとしたニオイが取れるのでおすすめですよー!