【全解説】アメリカでネイリスト・エステ・美容師の資格を取る方法

アメリカで美容師資格

「アメリカで美容関係の仕事に就きたい!」と思っている方も多いようで、当ブログでもよくお問合せをいただいています。

今回は、カリフォルニアでスパのネイリストをされているmayumiさんに寄稿いただいて、ネイリスト・エステティシャン・美容師の資格(ライセンス)を取る方法をご紹介します。使える動画などもアップしたので、これからアメリカで働きたいと思う方はぜひブックマークしておいてください。

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どのライセンスを取るか決める:おすすめはCosmetology!

アメリカの主要な美容ライセンスは、以下の4つです。

  • Cosmetologist(美容師、メイク専門家)
  • Esthetician(エステティシャン)
  • Manicurist(ネイリスト) 
  • Barber(床屋さん)

この中で取得すると一番便利なのがCosmetologist(美容師・メイキャップアーティスト)です。

Cosmetologistのライセンスは、ヘアカットだけでなく、Esthetician(エステティシャン)とManicurist(ネイリスト)の仕事も出来るんです。

私の現在のカリフォルニアの職場にも、持っているライセンスはCosmetologistだけどネイルの仕事だけをしてる人が沢山います。

ホテルのスパなどで仕事をしてみたいと思っている人は、絶対にCosmetologistの資格を取得しましょう!

たとえ仕事がネイルでも、募集要項にCosmetologistのライセンス保持者と書いてある所が非常に多いので、Manicuristの資格だけでは働けない可能性があります。

*例として、サンディエゴの高級ホテルDestination Town & Countryのスパのネイリストの募集要項を抜粋。

  • A current valid state “Cosmetologist license” is required
    (同州のcosmetologistの資格保有者)
  • Previous customer service experience (サービス業経験)
  • Previous manicure, pedicure, shellac, acrylic experience (業界経験者)

やはりネイリストでもCosmetologistの資格が無いと採用されないことがおわかりいただけると思います。

Esthetician(エステティシャン)とManicurist(ネイリスト)の仕事は?

では、Esthetician(エスティシャン)はどのような仕事ができるのでしょうか?

Estheticianワックス脱毛、マツエク、フェイシャル、などの仕事が出来るライセンスです。

これは私個人の意見ですが、マツエクなど細かい仕事は日本人にとても向いていると思います。(ちなみにマツエクはライセンスが必要ない州もあります。)

ワックス脱毛はアメリカではとてもポピュラーです。手、足、脇はもちろん眉毛や唇の上までワックスをしに来ます。日本人にはあまり馴染みがない仕事だと思いますが、かなり需要がある仕事です。

アメリカでエステティシャン資格

私はEsthetician(エスティシャン)ではないですが、フェイシャルはこれらのライセンスの中で一番体に無理のない仕事の気がします。ですが、一番知識が必要かとも思います。なぜなら肌に悩みを抱えたお客さんの相談に乗って、施術に使うオイルなどの質問に答えなくてはいけないからです。

ただEstheticianの中にも、ワックスだけ、マツエクだけという人も沢山いるので1つのライセンでマルチに仕事をこなせなくても問題ありません。

Manicuristが行うのは、ネイルの仕事のみです。

アメリカではネイリストではなくマニキュアリストと言います。アメリカには沢山のネイルサロンがあり、ジェルは日本のジェルとは違いジェルポーリッシュと呼ばれボトルタイプのものがほとんどで、普通のポーリッシュをやる人もまだまだ沢山います。

私はアメリカ人がネイルをやるのは身だしなみの一部という感じを受けます。日本スタイルのジェルは、施術に時間がかかる、ネイルアート(高い、需要があまりない)などで、大きな都市でない限り、あまり浸透していないと思います。

ただ、日本風のネイルが好きな外国人の方も沢山いるので、日本風のネイルを仕事にしたい人は、まず自分の住んでいる場所にそういうサロンがあり働けそうなのかなどのサーチが必要です。

学校(Beauty School)を決める

これらのライセンスを取る為には学校(Beauty Schoolと言います)に行きます。

自分の住んでいる場所の近くの学校を探すには、“Beauty School, 取りたいライセンス、自分の住んでいる場所” で検索すれば簡単に見つかると思います。

例えば、 ニューヨークのCosmetologistの学校を検索した結果はこれ

Beauty Schoolに通う期間

ライセンスの種類、州によってこなさなくてはいけない授業時間が変わってきますが、ざっくり卒業までは3か月から1年程度の期間が必要です。学校は4月入学と決まっているわけではなく、月単位で入学出来ます。

Beauty Schoolの学費はいくらぐらい?

学費も州、ライセンス、学校によって本当にまちまちですが、

一番授業時間が少ないManicurist(ネイリスト)のライセンスで20~70万、

一番授業時間が多いCosmetologist(美容師)で30-100万です

アメリカのほとんどの学校が学費ローンを組むことも出来るので、自分の行きたい学校が予算外でも大丈夫です。ローン返済のためにも頑張ってライセンスを取得して働くのです!

どの学校も予約を取れば学校内を見学させてもらい色々と見たり質問もできます。

評判も大事ですが、実際見に行ってみて、自分に合いそうかどうかで学校を選ぶのが良いかと思います。

私は、こんな所で働いてみたいというサロンに行って、ヘアとネイルをしてもらいながら、その人達がどの学校に行ったか聞いてみました。

学校に通う

これについては、日本人は基本真面目なので通い始めれば問題ないです。

学校は規定の授業時間をこなさなくては卒業できないので、クラスに遅れてきたり休んだりするとどんどん卒業が伸びます。

教科書の英語がさっぱり分からなくても(私がそうでした)何ヶ月か同じような言葉を聞いていると何となく分かって来ます。

勉強は基本的に暗記が多いです。苦労したことと言えばその言葉の発音が全く分からないという事でした。でも英語があまり上手でなくても学校に来て卒業してる人は沢山います。

ちなみに、学校では授業の一環として実際にお客さんへの施術も行います。学校見学よりもまずどんな感じかだけでも見たいという人はそれに行ってみるのもいいかもしれません。生徒がやるので値段も格安でやってもらえますよ。

Cosmetology(美容師)のクラスはこんな感じで練習しています。

アメリカbeauty-school
(画像参照:http://collegeinformations.com/dont-become-a-beauty-school-dropout-important-dos-and-donts-for-students/)

資格試験を受ける

試験も州によって違いますがBoard of Barbering and Cosmetologyという機関が一括して管理しています。

基本は筆記と実技ですが、筆記は英語です。

スペイン語、ベトナム語、韓国語はあるのに残念ながら日本語はありません・・・。

でも私の知り合いで、かなり英語が苦手な人も試験にパスしたので、もう勉強あるのみ!

松岡修造じゃないけど、気合いです。

*実技には、試験で使うテーブルセットが必要です。

先に試験を受けた学校の友達や先輩からセットそのものを売ってもらったり出来るので、先に試験を受ける友達は確保しておきましょう。試験で使うモデルは人形です。

以前はモデルを自分で連れて行かなくてはいけなかったそうですが、人形になって大分楽になったと思います。

参考までに、髪・フェイシャル・ネイルそれぞれの人形への施術の様子です。

Cosmetologistの実技イメージ

Estheticianの実技イメージ

Manicuristの実技イメージ

試験にかかる費用は?

ライセンスの試験料は全て合わせて100ドル前後です。

ただし、実技も筆記も試験に不合格だと、もう一度お金を払わなくてはいけません。

他の州は分からないのですが、カリフォルニアだと実技は受かっても、筆記に落ちた場合などは、実技に受かった日から1年間に筆記に受からないと、もう1度実技を受けなおしなどという事もあります。

ちなみにネバダは実技、筆記、法律の試験があるそうです。

そしてこれらを全てクリアしてライセンスを手にすればもう怖いものなしです。あとやらなくてはいけないのは2年ごとの更新と、もし他の州に引っ越すなどの場合、ライセンスの書き換え手続き、試験の受けなおし(州により異なる)だけです。

はるか昔、うちの母親が「資格は身を助ける」と私に言いましたが、その時は「ふーん」としか思っていなかった私も今は本当に納得です。

まとめ

かなり詳細に美容資格を取るステップや細かい事情を伝えていただきました。Cosmetologistを目指すと良いようですね。

次はライセンスを取得した後の仕事の見つけ方についてご紹介します。


☆最後まで読んでいただきありがとうございました☆
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